2023.10.08
お知らせ
優雅で風流、そしてChocottoチャーミングな「東山芸妓」の舞を
当館では大切なご接待やお客様の特別な記念日に、東山芸妓さんに舞って頂く機会があります。
今回の添付画像の髪の結い方は「洋髪」と言って、芸妓さんの代表的なイメージの「日本髪」と比べるといささか軽めなの結でございます。
当館でよく舞って頂いている、次世代ホープの真衣さん曰く、以前は「洋髪」で舞う事の方が主流で、お客様のご要望のあった時、及び「お正月」が「日本髪」で舞っていたそうです。
それが平成のある時、若手が一気に増えるタイミングがあり、旅館側から芸妓さんだと見分けがつくようにして欲しいとの依頼から、普段から日本髪を付けるようになったとの事です。
今は以前と逆、お客様から要望があった時が「洋髪」で、どういう時かと言えば「あまり目立たない方が良い」と言われた時。例えばご法事の座敷などだそうです。
真衣さんのお母様によりますと、「私たちの世代はどんな格好をしていても「芸者さん」と認識してもらえたけど、今の若手は普段は洋服を着ていたりして、日本髪にしないと「芸者さん」に見えないからね」との話。時代の流れ、納得です。
とはいえ、やはり相変わらずその舞には人々を魅了してやみません。